「ゲーム」のこと。
僕が小学生の頃、「A列車で行こうDS」というゲームをやってたんだけど
鉄道会社の経営を通じて、様々な目標を達成していくような内容のゲームで、
黒字決算を目指したり、子会社を立てて、街の人口を増やしたり、していくのですが
例えば、駅の近くにコンビニを立てると、売上が上がりやすいとか、遊園地とホテルは相乗効果を期待できるとか、今思うと、そういうことをゲームしながら学べる機会になっていたなあと。
ゲームは1時間まで、などと制限を設けるのは、そういう色々な学びの可能性を奪っているだけではないのかなあと思う。
何かに夢中になれる時間って、とっても貴重なもので、
例えば、自分の場合は、電車のおもちゃに夢中になって遊んでいたのを、うちの親はあえて止めなかったそうで、僕は夢中になって、何時間も遊んでました。
そのおかげなのか、今でも、長時間の作業や、長尺のライブでも、集中力が切れることが、そんなにないです。
長い時間、集中し続ける、夢中になる、熱中するっていう経験ってすごく大事だけど
スマホが主流になったり、Youtubeで短い動画が流行ったりしている中で、そういった経験をする機会が、どんどん失われていて
その結果、長い時間、集中することができないから、映画上映中でもスマホを見てしまうのだと思う。
当然、好きなものや興味があること、楽しいことのほうが、長い時間できるから、
ゲームでも何でもいいから、ずっと集中し続けて夢中になって何かに取り組むっていうことが、すげー大事だと思うんだけど
まさに、その逆にいってるなあと思う。
前にも、少し書いたことあるのだけど
よく「玲くんはやりたいことがあっていいよね」「最近の若い人は、やりたいことがない」って言われるのだけど
結局、こういうところで、興味のあることや、好きになれるきっかけを奪ってる。
ゲームをやってると、強い相手に勝てなかったり、なかなかミッションをクリアできなかったりするときがある。
「なぜ勝てないのか」「どうしたら勝てるのか」ということを工夫するようになる。
考えたり、反省して、工夫するっていうことが、スゲー大事。
だけど、ゲームや遊び=学びの時間を取り上げられて、勉強しなさい塾に行きなさい習い事に通いなさいをやりこなすばかりで
自分のやりたいことを考える時間や余裕がない。
だから、やりたいことが分からないってなる。
今や、AIに仕事を奪われる時代と言われている中で
”学んで、考えて、工夫する”
っていうことが、これからの人類にとって重要になってくると思うし
あまり禁止されたり規制されると、大人になって暴発する危険もある。
なので、香川県に住んでいるお子さんは、今すぐに引っ越したほうがいいと思います。
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