「文句」のこと。
ライブの現場でも、撮影の現場でも
どこの現場にも、よくいる
ずっと文句言ってる人
永遠に、まるで自動的に口から文句が出てくるかのようで
近くにいるだけで
本当に不快なんだすわあ
だから、自分は少なくとも、現場では、よほどのことがない限りは、文句は言わないようにしようって心がけている
文句を言って、周りを不快な気持ちにさせて、自分の価値を落としてってなっていると、百害あって一利なし、だし、結局損するの自分だからなあ。
でも、何で文句って出てくるんだろうって考えたら
だいたい、必要ないプライドだったりとかするのかなあとか思う
自分は価値の高い人間なんだ、偉い立場の人間なんだ、
というおごりみたいなものや、思い込みや勘違いから生まれてくるものなのかなあ?
例えば、待ち時間が長かった現場のときに「なんでこんな待たされなきゃいけねえんだよ」っていうような文句があったときに
それって、自分のこと、大物のタレントか何かだと思っているのか分からないけれど
自分のことしか考えられていないから、そういう風に言ってしまうのかな
なんで待ち時間が長いのか、真剣に考えてみたら
その時間、他のスタッフの皆さんが準備をされていたり、お仕事をされている中だったり、するわけで。
僕らがただ待っている間、他の方々が動いてくださっているからこそ、自分たちはステージに立てたり、カメラの前に立てるわけであって
そのことをちゃんと真剣に考えていたら、そんな言葉は出てこないはずなのだよなあ。
そして、自分たちもお仕事をさせていただいている。
僕は表向きに、自分の活動のことを「仕事」と言うことに抵抗があるのですが…
ドラマの仕事とかライブの仕事、みたいな言い方をするのは、ちょっと嫌なのですが
でも、それをあえてお仕事だと捉えて言うのなら
何が自分の仕事なのか、みたいなことを考えていくと
作業が仕事なのだなと思うのです。
ライブで演奏することが仕事、演技をすることが仕事。
だから、例えば、バンド編成のライブやレコーディング演奏して、自分の演奏した音があんまり聞こえてこないような演奏になっていたり、
あるいは、よくあるのだけど、オンエアでセリフや出番がカットされていたり、
そういうことに対して、残念だな、という気持ちにはなるのだけど
文句を言いたくなるような気持ちにはならない
「それって悔しくない?」ってこの間、聞かれたのだけど
正直、全然悔しくはない。
なぜならば、
作業をすることが仕事だと考えていけば
会社員のように、会社に出勤して、パソコン作業して、仕事が終わったら帰る。みたいなように
自分も、ライブ会場行って、演奏して、終わったら帰る。
撮影現場行って、演技して、終わったら帰る。
そうして、お金をいただくっていうことが、仕事なのだから
お仕事をさせてもらったということだけで、素晴らしく有難いことだし
それ以上の自分がどうにもコントロールできないようなことに対して、とやかく言うのは、仕事とは関係のない自分の気持ちが動いているからであると思うので、それはやっぱり違うのかなって思いますわ。
そもそも、ミュージシャンや俳優っていう仕事は、どんなイメージや印象をお持ちなのか、分かりませんが
やはり、不安定だったり、地に足がついていないような、なんとなくチャラついているような、そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思うし
実際、そういう面もあるから
だからこそ、自分はできる限り会社員と同じように仕事をしていくようなイメージを念頭に置いて作業をしていくと
おのずと、文句を言いたくなる気持ちがなくなる。
(金額が安いとか、そういう話は、また別だけど)
時には、
会社員のように淡々と
時には、
遊んでいる少年のように楽しく
時には、
ロックスターと同じように全力で
ケースバイケースでモードや気持ちを切り替えながら
お仕事をさせていただくことを意識しています。
ですので、
皆様、ご依頼お待ちしております。笑
[今後の活動予定]
《ソロライブ》
3月6日 祝ってほしかった@NOSE art garage
4月4日 ワンマンライブ「たからもの」@クローフィッシュ赤坂
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