「真摯」のこと。
「私、彼氏と同棲解消するから、引越し資金必要なんだよね。だからこのオーディションは受かりたいなあ」
自分が受けたオーディションを一緒に受けていた別事務所の女優さんが言ってた言葉。
赤の他人のことだから、どうだっていいのだけど
この言葉に、僕はとんでもない違和感を覚えていて、ずっと引っかかっている。
と、いうのは
仕事って、基本的には、お金のためだったり、生活のためにするものだから
役を演じることを仕事にしている、という意味では、正解なのだと思う
だけど、少なくとも、そんなプロには自分は憧れないし
この人、成功しなかったらいいのになあとか思っちゃった
人間みんな謙虚であるべきだとは思わないし
引越し資金のために一生懸命になってるのは、決してダメなことではないけれど、
僕は少なくとも、そんなことを言うような人に魅力は感じない
できれば、成功しなかったらいいのになあとか思っちゃった
先日、自分の母校の演劇部の公演を観劇に行ってきたのですが
部員のみんなが、役や作品に対して、真摯に向き合い、一生懸命演じているその姿が、とっても好印象で素敵でした。
細かいことを指摘していけば、粗いところはあるかもしれないけれど、
そんなことよりも、大事なこと、大事なものを、彼女たちは既に持っている気がしたのです。
みんながこれから、演劇を続けて、ショービジネスの世界や、いわゆる業界と言われるようなところで、役を演じることが例え仕事になっていったとしても
あのオーディションを受けていた女優さんのようなことを言うようなプロにはなってほしくないって先輩はなんか思いましたよ。
いや、いいんだけどね。
お金のために仕事して、生活のために仕事して、私情のために仕事しても、何にも悪くないんだけど。
例えそういう状況だったとしても、せめてそういうことを人に言わない人になってほしいよ。
ブログでネタにされるよ?
でも
なんだかんだ
やっぱり、仕事に対して、真摯に向き合い、一生懸命な態度で、現場に臨んでいる人のほうが印象は良いと思うし、パフォーマンスも良いと思うし、好感が持てると思う。
絶対に印象は良いほうが良いし、好感が持てる人のほうが良いに決まってる。
何度も書くけど
お金のために、生活のために、自分のために、仕事をすることは決して間違っていないし
むしろ、社会人として、あるべき姿だとも思うのだけど
そのためには、その場に必要とされ、人様のお役に立てるようなことをできなければ、良い仕事をした、とは言えない。
それを絶対に忘れてはいけないんだ。
自分のことばかり先行してしまっている人の姿はカッコよくないし、それに気づいていないのは、もっと恥ずかしい。
たとえ、カレピと何かあったとしてもネ。
カッコイイ大人になってほしいし、僕もカッコイイ大人になりたい。
カッコイイ大人を目指してる。
カッコイイ人になるために、カッコイイ人でいるために
色んなお仕事、色んな現場に、自分なりに真摯に向き合って、自分にできることを一生懸命やろうって思ってるんす。
これをこうしたら成功しますみたいな明確な正解ってないし、結局そのチャンスを勝ち取って、成功できたらそれが正解になるみたいなところはあるので、
結局僕もちゃんとした成功をおさめていけないと、負け惜しみみたいになっちゃうから、難しいところではあるのだけど
でも
そういう姿勢で挑んでいることが、まずは大事なのかなと信じているし、それがやがて自分の生活を助けてくれるようになることが理想だなと思うところです。
バイザウェイ、4月4日に、いよいよワンマンライブが決まりました!!
まだ2ヶ月半先だけれど、もう既に「行きます」と言ってくださる方が何人もいらして、めちゃめちゃ嬉しいです!
そして、今回しっかりと会場が満席になるくらいのお客様にお越しいただきたい!と思って準備をしておりますので、
まだ僕のライブ観たことないよーという方も、観たことあるよーという方も、是非お越しいただけると嬉しいです!!
皆さんにとっても”たからもの”のような時間がたくさんつまった”ハコ”になるようなライブをお届け致します!
宜しくお願い致します!!!!
[今後の活動予定]
《ソロライブ》
4月4日 ワンマンライブ「たからもの」@クローフィッシュ赤坂
《サポートライブ》
1月25日 ハナコトバ@NOSE art garage
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