「劇団マチダックス」のこと。

先日はマチダックスで忘年会でした。


とても楽しかったなあ。



もうこれで、しばらく劇団のメンバーとも離れることになるのですが


マチダックスのメンバーと一緒に過ごすのは、楽しいし、おもしろいですわ。



僕もマチダックスにお世話になってから、2014年から約5年間。


一番最初は、Facebookで劇団マチダックスの存在を知って


その頃は僕は高校3年生で

ちょうど演劇部を引退する時期が近づいていたときでした


自分は音楽の専門学校に通うことが、だいたい決まっていたけれど


演劇も3年間やってきて、辞めてしまうのはもったいないから、できれば辞めたくないなあ


と思っていたところでした



初めてマチダックスの稽古に行ったときは自分にとっては、衝撃的で


そのときのマチダックスのメンバーの演技や台詞のパワーがスゴくてビックリ


自分もこんな風にパワフルに役を演じられるようになりたい!と思った瞬間でした



それから、マチダックスのイベントや舞台公演に出演させていただいたり、参加させていただくようになり


1年後から、ラジオに準レギュラーのような形で出演させていただくことになりました。



そして、専門学校を卒業した頃から、正式に劇団員として入団させていただき、チームの一員として活動させていただくことになりました。


劇団に入って、自分も役者や俳優としても、活動していくことで、劇団の活動も、より豊かになるようなビジョンを描いていたのですが


自分も昨年から俳優事務所に所属させていただき、様々なテレビドラマや映像作品に出演させていただく機会も増えていったことが、思うように劇団の活動にそのことが反映させることができず


次第に劇団の活動と個人の活動が分離していくような感覚を覚えました。



「自分が劇団に所属している意味って何だろう」

「何のために劇団の活動をやっているのだろう」

「自分は劇団の活動を通じて、誰かのために、何かのために、自分のために、なっているのだろうか」


と、悩むようになってしまいました。



その答えが出ないまま、活動をしているのは、正直、とてもストレスでした。


劇団のメンバーと一緒にいて、たくさん笑ったことも、ラジオの放送が楽しかったことも、ゼルビアの現場で刺激になっていたことも、そこに、ひとつも嘘はないのですが


だんだんと、負担や不安の方が楽しさを上回ってしまったのです。



その負担やストレスを抱えながら、この先の20代の時間を過ごしていくよりも

勇気を出して、そこから離れて、また違った別の場所を見つけていくほうが


自分の人生にとって、良いのではないかと思ったのです。


これは自分自身の問題であり、自分のための決断であり、誰かが悪いわけでも、誰のせいでもありません。



マチダックスで学んだこと、感じたこと、勉強になったこと、身についたこと、全てがこの先の人生で間違いなく役に立っていくので、しっかりと自分の価値に昇華していって、ステキな人間になっていきたいなと思います。


改めて、

5年間ありがとうございました。


そして

劇団マチダックスのことは嫌いでも、私のことは嫌いにならないでください。



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