「『いや、アンサンブルだから…』」のこと。

こんにちは


いや、もうそんな時間じゃないか



ここ最近は、ちょこちょこ現場に行きながら、合間にアルバム制作してまする。

このペースでうまくいけば、年内には全楽曲の楽器が録り終えられて、来年にはヴォーカルとコーラスを入れて、バランス取れれば音源は完成できそうな感じですわい


そんなこんなですが



ふと思い出した


有名な方が出演されている舞台に自分の友人がアンサンブルで出演しているときに

僕が「〇〇さんと共演できるってすごいね!」って言ったら


「いや、でもアンサンブルだから…」っていう反応が返ってきたことがあって


それって、向上心や、高みを目指しているからこそ出てくる言葉なのかもしれないから

素晴らしいのかもしれないけれど


でも、僕が言ってる、すごいねっていうのが、十分に伝わっていない気がして


と、いうのも

ここ最近改めてすごく思うのは


そういう有名な方やプロの方の仕事や演技を生で見れるって、なかなかできることではないし

しかもそれを一緒に稽古と本番を重ねて、そのプロセスまで共にできるっていうのは、アンサンブルとかキャストとか関係なく、貴重なことだと思う


だけれど、それが自分はアンサンブルではなく、キャストに入りたいんだっていう気持ちが先行しすぎていると、せっかくの学びのチャンスをモノにできなくなってしまうのかなと、ふと思ったのです



プロを知っているっていうのは、やっぱりこれは強いと思うのです



プロを知らない人は、”プロってスゴい” ”プロはうまい” みたいな、漠然としたイメージになってしまうかもしれないけれど


実際は、プロの方が全員うまいかっていうと、そうとも限らないし

プロの方が演技をすると、圧倒されるほどにパワーがあって、ものすごい熱量が伝わってくるとも限らない


それでも、いかなる場合でも、プロはプロなのだ



そのポジションにいるということは、何かしらの理由があるわけで、そういったことも含めて、プロの仕事を見れるというのは、非常に刺激になる。


これは別に俳優に限らず、スタッフの方々でもそうだし、他の分野でも、きっとそうなのだろうとは思う。



そんなプロセスから本番まで、その姿を間近で見ることができて、しかも一緒にそれを経験できるっていうことは、僕はすごいことだと思う。


それを本人がすごいことなんだ、貴重なことなんだ、有難いことなんだ、という気持ちがあれば

もしかしたら「いや、アンサンブルだから…」というような言葉は出てこなかったのかもしれないと思うと


その言葉が出てくる時点で、感謝ができていないということなのかもしれないなあって、ふと思ったんですわ



僕も毎日、勉強させていただいてることに感謝しなくてはです。


[今後の活動予定]

 《ライブ》 


12月22日 Rei's Cafe Vol.6@学芸大学アジアンカフェ 

《ラジオ》

 12月5日 劇団マチダックスの1,2,3,4!@FMHOT839

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