「知らない」のこと。
最近、音楽番組をできるだけ一生懸命みるようにしてるんす
ネットが普及してから、自分の欲しい情報だけをチョイスして、すぐに簡単に手に入れられるようになった反面、それ以外の情報が入ってきづらくなってるんすよね
だからね、たまに「将来ミュージシャンになりたいです!売れたいです!」みたいな人が「ウルフルズって知らないです」「大黒摩季って有名な人ですか?」ひどいときは「坂本九ってだれ?」みたいなこと言っていたりすることあるんですけど
そういうのって半分しょうがないなって思うんですよねえ
自分が知りたいと思っている情報以外がやっぱり入ってこないんだもの。
だから、しょうがないと思う。本当に。でも半分だけ。
もう半分は、知ろうと思う努力や行動は、すこしはするべきなのではないかなとも思う。
テレビつけて音楽番組をとりあえず流しておくと、今話題になっているアーティストとか、これからビックになるであろう期待の新人とか、伝説のミュージシャン達の映像とか、自分の知りたくない曲や興味のない情報もたくさん入ってくる。
地味に、それって大事だと思うんよね。
別に知りたくもない、興味もない、好きでもないものに出会える瞬間も案外貴重だし、大切。
興味がなかったらそれ以上のことを知ろうとしなくてもいいと思うし、わざわざ好きになろうとしなくてもいいし、どうしても良さが理解できないなら無理に理解しなくてもいいと思うけど
とりあえず
知らないより知っておいたほうがいい
「あーなんかキングヌーってバンドがメガホン持って歌ってるな」とか「クイーンってバンドのボーカルはフレディーマーキュリーって名前で、今はもう亡くなっているんだな」とか「星野源が最近サングラスかけてヒップホップ調の曲歌ってるみたいだな」とか「乃木坂の西野七瀬さんって人が卒業したみたいだな」とか
それだけでもマジで全然ちがうと思うんすよ
日常会話で「フレディーマーキュリーがさ〜」って言われた時に「フレディーマーキュリーって誰だろう?」ってなるより「あークイーンのボーカルの人ね」ってなってたほうが絶対よくない?
最初はそのレベルの低くてあっさい知識でも、いろんな音楽の存在を知っていくうちに自分にとって好きだと思えるものや、大きな影響を受けるようなものに出会える可能性が高くなる
そうすることによって、ミュージシャン志望なら、パフォーマンスの質が上がってくことにもつなっがっていくし
そうじゃないひとにとっても、人生がより広く豊かになっていくきっかけになる
そういう知るきっかけを自らつくるひとつとして、僕は音楽番組をできるだけ見るようにしてるんす
あとはYoutubeで好きな音楽を聴くのもいいんだけど、自動再生モードにしておいて、関連動画から同じミュージシャンの曲や同じ時代の曲にどんどん変わっていって、最終的に全然知らない動画や関係ない動画にたどり着いたりするのも、たまにやるとおもしろい。
存在は知っていたけど、ちゃんと聴いたことのなかった作品をチェックできたり、あるいは自分からは絶対に調べないだろうなと思うような人の存在を知れたりすることもある
知らなかったことを知れるっていうことが、人生においておもしろいことだし
好きじゃなかったとしても、知っておくってことだけでトクだとは思う
もちろん、その良さを理解できたり、好きになったり、影響を受けたりしたら、より素晴らしい。
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