「新たな人生経験」のこと。
先日、イマーシブ RPGなるものを初めてやりましてですね
今回は「追想抒情曲」というシナリオを体験しました。
ツイッターで、
「演劇とゲームを掛け合わせたコンテンツに興味のある役者さんや演劇関係の方はいますか?」というような内容のツイートをたまたま見かけて、
なにそれめちゃおもろそうと思って、演劇関係者向けのイベントの日に参加させていただきました。
僕も体験するまでは、どんなゲームなのか、全く分からなかったのですが
まず、登場人物の名前とイラストが描かれた本をひとり1冊選び、
そのキャラクターを演じながら、目標を達成していく、というようなゲームで
その本を開くと、その人物の、これまでに起きた出来事や、これから達成すべき目標などが書かれていて、
それに沿って、話し合いをしたり、場合によっては、密談をしたり、隠し事をしたりしながら、物語を進めていく、というような内容でした。
いわば、即興演劇にゲーム性がプラスされたような感じかな…?
僕合わせて、7名でプレイしたのですが、
今回の参加者のみなさんも、それぞれ役者をやられている方や、脚本演出家として活動されている方で、
やはり役を演じられることに慣れている方同士でのゲームだったからなのか
2時間以上、途中で素に戻るようなことなく、
それぞれの登場人物として言葉を発し、行動したりして、気持ちも覚めることなく、その世界の中で物語が進んでいきました。
実際、このゲーム自体は、役者向けのゲームではなく、一般の方にも、演劇に触れる機会になるようなコンテンツになっているそうで
元々のツイッターの投稿主である主催者の方は
「客席に、役者や演劇の関係者ばかりが座っているような公演は、もうよくない?もっと一般の方にも演劇が身近な存在になってほしい」と仰っていて
まさに僕が以前、ブログに書いたことと同じような想いを持たれていて、
それでいて、きちんと行動されて結果を出されていて、本当すごいなあって思いました。尊敬しますね。
僕が演じたのは、スリプトというキャラクター。
クールで研究熱心なキャラクターで、
終わった後に、参加者の方から「スリプト、すっごくかっこよかったです!」と言っていただけて、全く悪い気はしませんでした。笑
どんな人物でも、
例えばお調子者な性格の人でも、真面目な一面があったり、
クールな人でも、熱くなるようなことがあったりするように
多面的に人物を表現できるようになると、よりキャラクターが立体的になって、より愛されるキャラクターになるなあというのも感じましたし
今後も、よりそういった人間的な部分の表現を意識してみたいなと思いました。
ゲーム自体も、めちゃおもしろかったから、またやりたいですし、おもしろいひとと、どんどん出会いたいですねえー
マーダーミステリーっていうゲームもあって、これも登場人物を演じながら、犯人を推理するものらしくて、これを次はやってみたい😳
新たな人生経験でした。
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