「撮玲ん展リーディングライブ『ものがたり』」のこと。
初めての写真展で、初めての朗読で、初めて台本を書いて、初めてオーディションもさせてもらい、初めて演出もした、初めての無観客公演で、だいぶチャレンジ企画でした。笑
そこまで長くない台本だったので、あ、これくらいの長さの作品があとふたつくらいあれば、オムニバス形式で成立するんじゃないか、と思い、残り2つの作品は、それぞれ知り合いに脚本をお願いすることにしました。
思ったよりも、たくさんの方からご連絡をいただき、動画オーディションで選考させていただくことにしました。
それくらい僕の書いた脚本の主役である「わたし」の役が見事にハマっていて、僕が表現したいことを十二分に具現化してくれました。
演技経験が豊富ではない志保さんですが、今回とても難しい役をお願いしてしまったのです。笑
でも、見事に演じ切っていただけたので、見ている方にも、そのすごさはきっと伝わるだろうなと思っています。
役者さんではない方にもご参加いただけることで、またひとつおもしろみができたことも僕にとっての手応えを感じたことのひとつでした。
今回も、一歩間違えると、すごい嫌な感じになってしまうかもしれないけれど、そうなってほしくないんだよなあっていうような役をお願いし、期待値も高かったですが
大人っぽくて、男前で、素敵だし、画になる方だと思います。
だからこそ、成立する部分が大いにありました。
そのときに「鉄道に興味がある人いますか?」という投稿をしたことがあって
そこに反応をくれたのがシンガーソングライターのmoleちゃんでした。
なので、今回弾き語りで参加してもらうことにしました。
moleちゃんに最初、こういうことをやろうと思っているっていう連絡をしたときには、まだお客さんを入れてやるか、配信でやるか、決まっていませんでしたが
顔があまり映らないような形でなら、出演をしたいです、という条件があったので、よし、じゃあ無観客にしよう!と振り切れるきっかけにもなりました。
最初は、朗読の合間に歌が入るっていうことを説明しても、なかなか理解してもらえなくて。笑
まあ、そうだよね、あまり多くの人が見たことないようなことをやろうとしている部分はあったからなあ。笑
もしかしたら、彼女自身も、どう入っていけばいいのか、分からなかったところもあったかもしれませんが、本番直前の変更や要望などにも、対応してくれて、すごく助かりました。
特に「our base」という歌が、すごく良くて、これを歌ってほしいと、僕からリクエストをしたのですが、「エスケープは線路の下で」のストーリーにめちゃくちゃマッチしていて、すごく良かったです。
なかなか、ライブハウスでやるようなライブイベントとは、全く違うシチュエーションだったので、本人にとっても、きっと刺激的な体験だったのではないかなあと想像しています。
そして、僕を含めた出演者全員と、moleちゃんの楽曲の魅力を引き出してくれた「エスケープは線路の下で」の脚本。
これを書いてくれたのは、演劇部の後輩の北嶋由香でした。
出演者が決まってから、当て書きをしてくれて、
なおかつ、歌も入るし、鉄道写真展の中でのイベントというシチュエーションの中、すごくいいバランスで点と点を線で結んでくれて、そういうところがすごく上手だなあと思います。
また、この作品は、僕も朗読で参加したので、代わりに稽古を見てもらうことも多く、ほぼ演出助手のような役割を当日まで果たしてくれて、すごく助かりました。
すごく信頼している人です。
もうひとつ「東京の電車みんなこんな感じ」という台本を書いてくれたのは、Amyさん。
普段は主に絵を描く活動をされている方で、アニメや漫画のネタを考えることもある方なので、思い切って頼んでみました。
読んでいても、すごく良い台本ではあるのですが、
実際、読み合わせで、声で聞いてみると、すごくおもしろくて、世界観もガラッと変わって、他の2作品とは全然違っているのが、とてもよかったですねえ。
そして、一番ご負担をおかけしてしまったであろう方が、Cafetsumuriの店長さん。
まさに、朗読をやろう!となった最初のきっかけを作ってくれた方でもあります。笑
今回、カメラマンとして撮影をしてくださったのですが、とっても素晴らしいセンスと、僕のやりたいことに最大限寄り添ってくださるお人柄に、たくさん助けられました。
結果的に、1時間、ほぼずっと手持ちカメラで回しっぱなしの状態を強いることになってしまい、とても大変なシチュエーションだったと思います。
本当に感謝です!🙏
そして、最後に私。笑
今回、主催であり、自分の写真展で、歌と演奏と朗読と脚本と演出をやって、プレイヤーとしての部分と、クリエイターとしての部分と、両方を活用できたな、という実感があります。
演出をしたのも初めてでしたが、今までの経験やその中で得た知識も、最大限活かすことができましたし、自分の持っている想像力と創造力にも自信が持てるようになりました。
シンプルに作品づくりが好きだし、得意なのだろうな、というのも自分で感じています。笑
まあ、実はというと、
前から、ずっと、音楽ライブと演劇の融合みたいなことをやりたいなって企んでいたんです。
脚本も書いてみたい欲も、ずっと前からあったし。
でも、なかなか現実にならなかったのが、今回こうして、ひとつ形になったので、これはものすごく素晴らしい第一歩になったと思っています。
これを派生させて、近い将来、演劇作品として、ひとつ形にしたいと思っています。👀
今回の朗読作品は、10月23日までアーカイブでご視聴いただけます!
ぜひ、まだご覧になっていない方は、ぜひぜひ見てください!
よろしくお願いします〜!
[今後の活動予定]
《イベント》
10月9日〜17日 撮玲ん展@Cafetsumuri
《ライブ》
10月17日 撮玲ん展スペシャルライブ@相模大野Cafetsumuri
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