「【ひなた号稽古日誌】稽古初日」のこと。
前回、出演させていただいた別のミュージカルの「前を向いて」では、
震災で家族を亡くした高校生の役で、どちらかというと影のある神経質な人物でしたが
でも、今回の共演者の皆さんは、幅広い年齢層の方々で、子供から大人まで…!という感じなのですが
10代の出演者の方や、僕よりも年下のキャストの方も多数いらっしゃるのですが、本当に刺激をもらうことが多いです。
そんなできるの!?すご!!
お兄さん、とても追いつけないよ!!
子供のキャストの皆さんも、台詞も、ものすごく上手だし、態度や挨拶も、ものすごくしっかりされている印象で、本当にすごいなあ…と思ってしまいます。
僕も、頂いた役を精一杯演じられるようにしなくては。
まあ、ほんと、まだ初日だし、本番まであと3ヶ月近く期間があるので、まだまだ探り探りで、良いのかもしれませんが
そもそも、自分はきちんと演技、であったり、芝居、と言われることをきちんとできているのだろうか…。
というところから、もう一度見直してみる必要がありそうです。
と、いうのは、たぶん、僕はキャラクターを構築していくことは、割と得意なのかなあと思うようになってきました。
それは、今まで、劇団の活動もしていたときに、学んできたこともありますし、
映像の現場で、いろんな役に、とっさに対応してきた中で、つちかわれてきたものもあると思います。
今回観ていただける方々にも、「良いキャラしているな〜」と思ってもらいたい。
ということが個人的には一番大きな目標ではありますが
最終的には、キャラクターを演じるではなく、人間を演じなければいけないので、そこに行き着くためには、まだまだ甘い部分や浅いところがありそうです。
ざっくりとした方向性だけは、見えてきていますが、
その瞬間に抱いている心情や、この台詞が、出てくるのは、なぜなのだろうか。とか、どういう人生を歩んできて、結果、今の彼があるのだろうか、ということを深く掘り下げ、
客観的に見ても、自分の感覚の中でも、
違和感がなく、嘘もなく、無理もなく、リアルでナチュラルな状態で、その役をまっとうできるように、試行錯誤をしていきたいと思っております。
今まで、経験してきたことや学んできたことを一度リセットして、
また新たに構築していくようなイメージで、挑んでいきたいな、と思っておりますです。
ミュージカルの詳細は、また追々、お知らせさせてくださいませ〜。
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