「【ひなた号稽古日誌】稽古初日」のこと。

本日は、8月に出演予定のミュージカルの稽古初日でした。


前回、出演させていただいた別のミュージカルの「前を向いて」では、


震災で家族を亡くした高校生の役で、どちらかというと影のある神経質な人物でしたが


今回は、学校の先生の役で、とっても明るくて無神経。

真逆!!笑


せっかくなので、そんなことも楽しみながらやれたらなあ、なんて思っていましたが

稽古場の空気感や、皆さんのお芝居の温度感に、時折、圧倒されながら

例のごとく、必死さが勝ってしまい、まだまだ余裕を持てずでした…。

とても緊張したし。


でも、今回の共演者の皆さんは、幅広い年齢層の方々で、子供から大人まで…!という感じなのですが


10代の出演者の方や、僕よりも年下のキャストの方も多数いらっしゃるのですが、本当に刺激をもらうことが多いです。


そんなできるの!?すご!!

お兄さん、とても追いつけないよ!!


子供のキャストの皆さんも、台詞も、ものすごく上手だし、態度や挨拶も、ものすごくしっかりされている印象で、本当にすごいなあ…と思ってしまいます。



僕も、頂いた役を精一杯演じられるようにしなくては。


まあ、ほんと、まだ初日だし、本番まであと3ヶ月近く期間があるので、まだまだ探り探りで、良いのかもしれませんが


そもそも、自分はきちんと演技、であったり、芝居、と言われることをきちんとできているのだろうか…。

というところから、もう一度見直してみる必要がありそうです。


と、いうのは、たぶん、僕はキャラクターを構築していくことは、割と得意なのかなあと思うようになってきました。


それは、今まで、劇団の活動もしていたときに、学んできたこともありますし、

映像の現場で、いろんな役に、とっさに対応してきた中で、つちかわれてきたものもあると思います。


今回観ていただける方々にも、「良いキャラしているな〜」と思ってもらいたい。

ということが個人的には一番大きな目標ではありますが


最終的には、キャラクターを演じるではなく、人間を演じなければいけないので、そこに行き着くためには、まだまだ甘い部分や浅いところがありそうです。



ざっくりとした方向性だけは、見えてきていますが、


その瞬間に抱いている心情や、この台詞が、出てくるのは、なぜなのだろうか。とか、どういう人生を歩んできて、結果、今の彼があるのだろうか、ということを深く掘り下げ、


客観的に見ても、自分の感覚の中でも、

違和感がなく、嘘もなく、無理もなく、リアルでナチュラルな状態で、その役をまっとうできるように、試行錯誤をしていきたいと思っております。


今まで、経験してきたことや学んできたことを一度リセットして、

また新たに構築していくようなイメージで、挑んでいきたいな、と思っておりますです。



ミュージカルの詳細は、また追々、お知らせさせてくださいませ〜。


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